低酸素トレーニングマスクで心肺機能の強化

高度は人にどれ程の影響を与えるのか。
ヘモグロビンの酸素飽和度は、血液中の酸素量を決定する。人体が海抜高度2,100mに達すると、酸素で飽和したヘモグロビンの割合は急落し始める。
しかし、短期的にも長期的にも人体は高度に順応し、ある程度酸素不足を補償することが可能だ。
アスリートは、この順応を利用してパフォーマンスの向上へと繋げる。
しかし、アスリートではない僕達は
この順応を利用する為に、高地へと行き、長い時間を使い練習をする余裕は無いと言える。

マスク。
これを用いることで擬似的に高度での練習環境を作れるのではないだろうか。
しかし、落ち着いて考えてみると
マスクが高地トレーニングと同じ効果があるのであれば、誰もわざわざ高地に行かないだろう。
しかし
マスクをつけた状態で息が苦しいのは確かだ。本当に何も効果がないのだろうか。

~市販用マスク装着時のペダリング運動による生理的影響~
卒業論文要旨集(2008年度)

簡易的にまとめると
マスク装着により換気量の低下、酸素摂取率の向上、脂質代謝の亢進が考えられる。 
中~高強度の負荷でトレーニングを行うと持久性パフォーマンスの向上に有用である。

脂質代謝機能。
これは、新しく図書館に行き勉強しなくては
全くもってわからない。
後日書こうと思う。

高地トレーニングマスクを用いて肺活量の強化。自分自身で実感出来る程の効果はどれぐらいの期間で出てくるのかはわからない。
自分自身を用いてどのような変化が有るのか
調べて行こうと思う。