楕円チェーンリングを使ってみて

楕円チェーンリングといえば、現在様々な種類が出ています。

私はO.SYMETRICとRIDEAを使いました。


f:id:Jun1029:20160118200554j:image
O.SYMETRICの形は凄くいびつで、正直変速大丈夫!?と思ってしまいました。
JCRCを始めとし、ツールド沖縄etcで使用しましたが、レース中にチェーンが落ちるという事はありませんでした。
元々、使っていたアルテグラに比べると変速性能はやはり落ちます。
変速する際に気を遣うことも多々ありました。

 よく、楕円を使うとケイデンスが上がると聞きますがO.SYMETRICを導入したての頃は
ケイデンスが上がるどころか落ちました。
1週間程、3本ローラーで回す練習をした後
身体自体が楕円に慣れたのか、それからはケイデンスが上がる傾向がありました。
 O.SYMETRICを使ってみて個人的にすごく実感したのは、平坦での走りやすさ。
真円に比べて、脚に疲れが溜まりにくいなと思いました。
沖縄のような登り、下り、平坦がハッキリとしたコースも走りやすかったです。

 しかし、4分〜5分で登りきれる場所でのインターバルや修善寺のようなコースでは相性が悪いなと思いました。
登坂インターバルではただ単に脚を削られるだけな感じでした。(真円の頃は平均で4:00ぐらいで登れたところも、4:30が精一杯)
修善寺のようなアップダウンのあるコースでは、変速面での不安要素が大きかったです。

 その後、真円に一度戻しましたがここで異常な程の違和感が発生。
O.SYMETRICの時に比べると真円では
・最大トルク時、3〜4時に抜ける様な軽い感覚がある。
・最小トルク時、6時が凄く重く、長く感じる。
ケイデンスが凄く落ちる
・ダンシングがしやすくなった

たった数ヶ月の使用にも関わらず、ここまでの感覚の「狂い」が生じました。
真円に戻してから、この「狂い」が無くならず、RIDEAを導入しました。

f:id:Jun1029:20160118200053j:image
RIDEAを使ってみて思った事は
あんまり楕円を使っているという感覚がなく、真円に近いなということ。
変速に関しても、O.SYMETRICに比較してみれば格段に良かったです。

RIDEAに関してはまだ使用歴が短いので何とも言えませんが、O.SYMETRIC→真円で生じた狂いをRIDEAを導入する事で解消できて良かったです!